「あなたのおやつは〇〇です」で効果テキメン!/面白子育て術

先日私はこのようなツイートをしました。






まあさすがに今はハンカチ・ティッシュ、汗拭きシートなどバッグに入れていますが。
あともうすこし
ムムッ

子育てで特にもどかしさを感じたこと。

「こどもが鼻をほじる」行動をやめてほしい!

どんなに口酸っぱく伝えても、鼻の中が気になると指を突っ込む子供らにイライラしたことも。

そこで今日のテーマはこれ。

「あなたのおやつは〇〇です」で効果テキメン!/面白子育て術

さて〇の中には何が入るでしょうか。〇の数と文字数は関係ありませんよ。

考えている間にちょっと私の話をさせてください。


育児経験と保育の現場経験と、発達障害ADHDを持つ一人。不器用な特性を持つ生きづらさから何度も失敗挫折を繰り返し、割り切る術を身に着けてきました。

そんな私が実践した子育て術を、こんどは
世界中の人に向けてアウトプットしています。
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東北弁保育士@ママ歴23年が子育ての悩みを聞きます 今更聞きにくいお悩みをぜひ私にお聞かせください。




さて答え合わせをしましょう。

正解は

「あなたのおやつはハナクソです」




いや いや いや いや
マテ まて マテ まて




       この人、暑さで頭のネジ飛んでるんじゃ・・・




そしてドン引きしているあなたの反応が何より大正解!
おめでとうございます。

なんでそうなる
Why? Younagi-mam!!!???


結論からいいますと

この言い回しをすることで
子供の成長を促しながら楽しく躾(しつけ)ができます。


理由をまとめてみました。

  1. 怒られている(こわい)モードばかりだと言葉が届きにくいから
  2. 子供は面白いことが好きだから
  3. 駆け引きをすることで人との距離感を学べるから

では具体的な例をあげてみましょう。

子供が成長するにつれ、たくさんの興味がわいてきて行動範囲が広くなります。

お母さんやお父さんが公園のベンチにいて子供は3歩先の遊具で遊び、少しするとまた数歩先の遊具へ行き、終わると「遊んできた!楽しかった」という顔をして戻ってきますよね。

行った先の遊具で他の子が遊んでいるのを真似て遊具の使い方を覚えたり。

時には転んだりぶつかったりして、危ないこともあります。

そんな時、親は「あぶない」ことを子供に伝えますよね。

危険を察知して回避することは緊急性を伴うので、強い口調になることもあるはず。

子育てとは、「子供に社会のルールを教えて生きる術を身に着けさせること」です。

大人になって一人で生活するときに困らないように、という最低限の目標があります。

ルールを教える時、優しい言葉や強めの言葉など緩急をうまく使っていくのが理想ですが、まあまあそう簡単にはいかないのが子育てです。


最初にお話しした鼻をほじる行為も然り。

人前でやったら「はずかしい」「失礼」なこと。

おならとかげっぷとかもそうですよね。

そこで、さっきの文章にこれらを当てはめることによって、やってはいけないことや相手に対して失礼なことを楽しく覚えることができるのです。


子供が鼻ほじりであわよくば採取したそれを口に運ぼうとしていたとします。

そこに一言

「Aちゃんの今日のおやつはハナクソです。ちなみにママのおやつはAちゃんの好きなお楽しみのプリンです。」

そしてすかさず続けます。

「やったーー!楽しみにしてたんだよねプリン!もう待てないからさっさと食べちゃおう!」




 たべちゃだめーー!





はい、ここまできたら、締めの一言。

「なぁんだ、Aちゃんがおいしそうにハナクソ食べようとしてたから、そっちがいいのかと思ったんだ。
だってママはハナクソ食べないもん。」

このことで、子供に「食べないものなのか」と気づかせることができます。

ちなみにほかのワードに置き換えてみると、

「きょうのおやつはおならです。」=「くさいのはいやだから」=「トイレなら◎」

「きょうのごはんは悪口です」=「いやなきもちになるから」=「聞こえないところでママにこっそりおしえてね」=言いたい気持ちをどこで発散させるかを一緒に考える

こうすれば、あとはゆっくりおやつの時間を楽しめますよね。


1.鼻をほじるというのは決して悪いことじゃないよね。

2.とはいっても、うちの子は「あの塩味」を気に入っちゃってるんですけど?もう手遅れなのでは?

と言う人もいるかもしれません。

大人だって、大抵は家だとほじりますよね。

1.で大事なのは「いつ・どこで・どのように・どのくらい(ほじるのか)」です。

じょうずでしょ
どう?


私なら、答えは
「鼻がむずむずした時」=体の反応に気づく
「一人になれるところで」=環境づくり
「ティッシュなどを使って」=道具を使う
「痛くならない・血が出ないくらい」=適度を知る
「鼻をかんで一緒にハナクソが出てきたらいいよね」=違う方法にトライする
でしょうか。

2.で大事なのは「やってほしくない、やってはいけないこと発信し続けていくこと」です。

子供は一度で覚えるルールもあれば、何度も失敗して覚えるルールもあります。

親はお子さんの成長に寄り添いながら、お子さんの気づきの変化点を見つけてあげてください。
私なら
「ハナクソは食べるものじゃないんだ」=役目を終えて体からサヨナラしたもの
「実はバイキンが入ってるんだ」=体にとってよろしくないもの
「もし、Aちゃんの具合が悪くなったらママは心配だな。」でしょうか。

例のブツを食べないようにしている様子が少しでも見られたら、
「ちゃんと覚えてたね!」と褒めポイント発動です。


今回の「あなたのおやつは〇〇です」で子供の成長を促し楽しく躾ける方法はいかがでしたでしょうか。

ここでは日々の子育てで役立つ方法や、ほっこりできるお話を中心に情報を発信していきます。

皆さんからのお悩みをテーマにして考察していきますので、コメント欄又はツイッターにて情報を募集中です。

次回のテーマはこちら。
「めずらしい」言葉がもたらす意外な効果/面白子育て術
明日更新予定ですので、どうぞお楽しみに。

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