「めずらしい」言葉がもたらす意外な効果/面白子育て術

こんにちは。夕凪母さんです。

今回は「めずらしい」言葉がもたらす意外な効果についてお話します。



本題に入る前に少し私の話をさせてください。
私は子育て歴23年目の2児の母です。
会社員(事務)の経験を経て保育士経験、発達支援の仕事の経験を積んでまいりました。
働く親御さんの気持ち、共稼ぎ世帯の大変さ、じいじ・ばあばが近くにいない世帯の子育ての苦労もわかります。
私自身ADHDという発達障害の診断があり、決して器用ではない特性を持ちながらも、まもなく子育てに一区切りをつけようとしている一人です。
不器用な私が多くの困難を乗り越えてきた中で身に着けてきたことは、きっとあなたの悩みを軽くします。
東北弁保育士@ママ歴23年が子育ての悩みを聞きます 今更聞きにくいお悩みをぜひ私にお聞かせください。


またまたごじょうだんを
何を言うかと思えば( ´艸`)

では結論から。
というか、もう答えは出ているんですけど

それはズバリ!「めずらしい」です。

冗談かと思いますが、事実です。




理由はこれ。


  1. 何のこと?と思わせることができるから
  2. 保育の現場で筆者が使い実際に何度も効果が確認できたから

では次の章で少し掘り下げてみましょう。



お子さんが大声をだしていたとしましょう。

その場に居合わせた親のあなたはいつものように「静かにしなさい」「はずかしい」といい、その行動をやめさせようとしました。
しかし、お子さんの行動はなかなかとまらず困ってしまいました。

さあ、あなたならこの後どうしますか?

お子さんを抱っこしてその場を急いで立ち去りますか?

お子さんの行動に干渉せず、様子を見ますか?

私ならこうします。

「そういえばさ、めずらしいよね」

このひとはなにをいっているのかいみわからんちん
何が?
この猫のようにポカーンとさせることがポイントです。

興奮した状態を少し落ち着かせるという目的があります。

ここまでぴたりと行動が止まらないにしても、目線をこちらに向けたらしめたもの。

穏やかに「いつもと違うと思ったんだよね。何かあった?」とつづけます。

するとお子さん側から話をしやすい場を作ることができます。



子の気持ちとしては、もし何か嫌なことがあったなら助けてほしいでしょうし

楽し過ぎることがあって興奮がおさまらないのであれば、「あのね、こんな楽しいことがあったの!」と伝えることで落ち着くきっかけを作れるでしょう。


その後の反応に合わせて親も「大変だったね」または「良かったね」と気持ちに寄り添うことができます。


「でもそんなに簡単にいくわけないよね。信じられない!」

と言う人もいるかもしれません。

私も最初は受け入れられませんでした。

保育の現場で先輩保育士が使っているのを見るまでは。

当時の私は、保育士になりたてで、学校で学んできたことをなかなか生かせずにいました。
そんな時、やんちゃな子が他の子を泣かせてしまうという場面に対応することになりました。
泣かせてしまったことを謝ることにばかり考えが向いてしまい、時間だけが過ぎていきました。
すると先輩保育士がさりげなく近づいて

「やんちゃ君、なんかめずらしいね。いつもこんなにおこらないのにね」と声を掛けました。

すると怒ってばかりいたやんちゃ君が「あのね」と自分の気持ちを少しずつ話してくれました。

怒りにおびえて泣いていた子も、やんちゃ君が少し落ち着いたのを感じて「あのね」と私に気持ちを伝えてくれました。

お子様によってはクールダウンに時間がかかることもあるので、1回の声掛けではおさまらないかもしれません。

でも、「やんちゃ君が話したくなったら教えてね」と伝えてお子さんに判断を任せることで、自分で考えて行動する経験になります。

ちなみに、この方法は思春期のお子さんも含めすべての年齢の方に有効です。
↓あわせて読むと効果的な記事はこちら。↓
思春期あるある「親がウザい」
子供と買い物に行くと疲れる経験がある人はこの記事もおすすめですよ



今回は「めずらしい」言葉が意外な効果を発揮することがわかりました。

このブログでは育児に悩む方に向けていろいろなアイディアを発信していきます。
次回のテーマはこれ(明日更新予定)。

子育てで疲れた時に疲れをふっとばす気持ちよい方法」です。お楽しみに。

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