子供のかわいい行動とその理由
こんにちは、夕凪母さんです。
突然ですが、皆さんは子供のころかわいいと言われたことはありますか?
私は、あります。
でも、かわいいと言われてもうれしくなかった記憶もあります。
幼心に「社交辞令」というのを感じているようなひねくれものだったからです。
でも、そんな私も親になり二人の子供を育てていると
「かわいい!まじでかわいい!」って思う瞬間がたくさんありました。
そんなことを思い出したら降りてきた今回のテーマはこちら。
【子供のかわいい行動とその理由】
本題に入る前に少し私の話をさせてください。
私は子育て歴23年目の2児の母です。
会社員(事務)の経験を経て保育士経験、発達支援の仕事の経験を積んでまいりました。
働く親御さんの気持ち、共稼ぎ世帯の大変さ、じいじ・ばあばが近くにいない世帯の子育ての苦労もわかります。
二人の子供たちはそれぞれに持病を抱えているため、病院通いの苦労もわかります。
私自身ADHDという発達障害の診断があり、決して器用ではない特性を持ちながらも、まもなく子育てに一区切りをつけようとしている一人です。
不器用な私が多くの困難を乗り越えてきた中で身に着けてきたことは、きっとあなたの悩みを軽くします。
かわいい行動はこちら。
理由はこちら。
次の章で深堀します。
【おしりが割れてるよ!っていうとびっくりする】
これは、私の二人の子供たちも含め、保育園で子供たちと遊んでいるときに使っていた遊びの一部です。
年少さんから年中さんくらいから、うそをつくことを覚えるお子さんがいます。
ことばのかけ引きに触れて興味が出てきた頃でしょうか。
相手を困らせるために嘘をつくことはいけないことですよね。
けれども、ふざけたり冗談を言ったりするのはとても楽しいものです。
その使い方や加減を身に着けるには、たくさんの言葉のやり取りを経験することが必要です。
実は、我が家の長男坊がまだ2歳くらいになったら一度やってみたいと思っていて温めておりました。ふふふ( *´艸`)
そしてついにやってきました2歳と数か月を迎えたその日が!
長男坊が覚えたての仮面ライダー変身ポーズとアンパンマンのはざまで遊んでいた時、
私は何食わぬ顔で近づき一言。
「おしりわれてるよ!」
すると息子が跳びあがり
「えええええっ!!!」
おしりを抑えてドタバタしはじめました。
そして私が一言「うっそーうっそー!」(ドッキリ大成功的なテンションで)
そうして長男坊と一緒に大笑いしました。
それからときどき、長男坊が私に向かって「おしりわれてる!うっそーうっそー」とネタバラシまでワンセットで仕掛けてくるようになりました。
でもこれには後日談が。
長男坊が4歳くらいの時、すでに「おしりわれてる」ネタはブームが過ぎておりました。
そこで、私からもう一度しかけることに。
いつものように「おしりわれてるよ」というと
ひっかからないよという顔をした長男が「知ってるよ」との反応。
そこで私が真顔で「いや、ほんとにさ」と指をさすと
「えええええっ!!!」と大慌て。
もちろん、すかさず「うっそーうっそー」と言ってまた二人で大笑い。
なぜ私がこりずにドッキリを仕掛けたのかと言うと、目的があります。
【ことばのかけ引きと裏を読むこと】
子供が成長するにつれて、関わる人たちがどんどん多くなり、生活範囲がどんどん広がります。
息子がこれから先たくさんの人たちとかかわり、たくさんの人たちと協力しながら生きていくことを考えた時、彼は持病があり万が一の時は自分で助けを求めなければいけないはずです。
その時に少しでも彼の周りに信用できる人たちがそばにいてくれたら、親としては一安心です。
誰しも自分の力で人間関係の構築をしなければならないのですから、その時にちょっとしたユーモアで周りを和ませる人になれたら、おのずと彼の周りには彼を支えてくれる人が寄ってきてくれるんじゃないかと考えました。
必ずしもこのドッキリ大作戦が現在の彼にどのような影響を及ぼしているのかはわかりませんが、進学先で仲間と協力して充実した学生生活を送っているようなので、今は親として信じたいと思います。
【足をクロスさせるポージングからの一言
「こういうふうにしていたらおしっこっていうことだからね」】
これはうちの子二人も、甥っ子も、保育園で仕事をしていた時も見られた光景です。
トイレトレーニングが終わる頃でしょうか、我が子が自分でトイレに行けるようになってホッとしていると、息子がトイレのドアの前でこちらを見て立ち止まっていました。
よく見ると足をクロスしています。
私は「あー(尿意の)波とたたかっているんだな」と思いました。
すると息子が私に向かって言いました。
「ママ、僕が足をこういうふうにしていたらおしっこっていうことだからね」
その瞬間思わず笑ってしまいました( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
かわいすぎる!!!
息子本人としては「とてもいいアイディア」ととても自慢げというか満足気で、トイレを済ませた後念押しで「ママ、僕いいこと思いついたでしょ?」と嬉しそうに話してくれました。
彼にとっては画期的なアイディアだったんだと、私には見えなかった電球マークがぽこんとあらわれたんだなと、親としてもその成長ぶりにうれしくなりました。
それから数年後、なんと長女も同じことをていました。
それから甥っ子も同じような宣言をしていたということを知りました。
追い打ちをかけるかのように、保育園の現場でもそのような場面に結構出くわすことに気づきました。
【もちろんこの行動にもちゃんと理由があります】
それはサインを受け取ってほしいという直接的なメッセージです。
トイレトレーニングがほぼ終わったとはいえ、お漏らしをするかもしれない不安はまだまだあります。
子ども本人もおもらしはしたくないし、失敗したら周りの人たちに怒られたり又はがっかりさせたりするかもしれないことを知っています。
トイレについても子供には結構な高さのハードルになります。
今は補助的なアイテムがたくさん出ていますが、それでも、子供が大人と一緒のトイレで用を足すことは簡単ではありません。
考えてみてください。
もし子供と大人用トイレの大きさの比率をあなたに当てはめてやや大きめのトイレで用を足さなければいけなくなったらどうですか?
補助いすや補助階段をつけてもらわなければ、あなたはトイレによじ登らなければいけないのです。
そんなことでもたもたしていたら、人によっては(あー…。)っていう事態になりかねません。
だから子供は信用できる人に対して「僕は頑張ってトイレに行ってくるよ(がんばるから!)」と宣言するのです。
【「今日から思春期」宣言】
これは多分我が息子だけじゃないかと思います。
中学校の入学式の日、息子と私たち夫婦3人で式に出席するため学校に行きました。
息子はその日は少し緊張していたのか無口でした。
入学式の立て看板の前で写真を撮るときも、いつもなら「イエーイ」とニコニコするのに。
すると、息子が「母さん」と声をかけてきました。
「なあに?どうした?」と聞くと、彼は意を決したように一言。
「俺、今日から思春期だから」
私と夫→( ゚д゚)ポカーン
からの(。´・ω・)ん?
コッソリ「思春期って宣言するものなの?」
次の瞬間、ププ━(〃>З<)━ッッ!!!
と笑ってしまった私たち。
息子は硬派を気取っていてちょっと恥ずかしそうでした。
(ごめんね、笑っちまった)
どうやら、息子は学ランを着ることで「しっかりしなきゃ」とプレッシャーを感じていたらしく、学校内にはガタイのいい先輩がたくさんいてちょっとビビったらしいのです。
今までの小学生気分じゃいけないと思い直したりと、という葛藤をしていたので無口だったようです。
思春期宣言をした日から、彼は泣き虫を卒業しました。
中学校生活もその後の高校生活も山あり谷ありでしたが、今は最後の学生生活でいよいよ社会人として羽ばたこうとしています。
いかがでしたか?
【子供のかわいい行動とその理由】
どの行動にも理由や幼さがあって、またかわいいですよね。
あなたはお子さんとこれから先どのような場面を迎えるのでしょうか。
さて、次回のテーマはこちら。
【好き嫌いを減らす効果的な行動】です。
どうぞお楽しみに。夕凪母さんでした、へばへばまんず~。
突然ですが、皆さんは子供のころかわいいと言われたことはありますか?

でも、かわいいと言われてもうれしくなかった記憶もあります。
幼心に「社交辞令」というのを感じているようなひねくれものだったからです。
でも、そんな私も親になり二人の子供を育てていると
「かわいい!まじでかわいい!」って思う瞬間がたくさんありました。
そんなことを思い出したら降りてきた今回のテーマはこちら。
【子供のかわいい行動とその理由】
本題に入る前に少し私の話をさせてください。
私は子育て歴23年目の2児の母です。
会社員(事務)の経験を経て保育士経験、発達支援の仕事の経験を積んでまいりました。
働く親御さんの気持ち、共稼ぎ世帯の大変さ、じいじ・ばあばが近くにいない世帯の子育ての苦労もわかります。
二人の子供たちはそれぞれに持病を抱えているため、病院通いの苦労もわかります。
私自身ADHDという発達障害の診断があり、決して器用ではない特性を持ちながらも、まもなく子育てに一区切りをつけようとしている一人です。
不器用な私が多くの困難を乗り越えてきた中で身に着けてきたことは、きっとあなたの悩みを軽くします。
かわいい行動はこちら。
- おしりが割れてるよ!っていうとびっくりする
- 足をクロスさせるポージングからの一言「こういうふうにしていたらおしっこっていうことだからね」
- 今日から思春期宣言
理由はこちら。
- その時々の幼さが見えるから。
- 守ってあげたいと思わせる魅力の一つだから。
次の章で深堀します。
【おしりが割れてるよ!っていうとびっくりする】
これは、私の二人の子供たちも含め、保育園で子供たちと遊んでいるときに使っていた遊びの一部です。
年少さんから年中さんくらいから、うそをつくことを覚えるお子さんがいます。
ことばのかけ引きに触れて興味が出てきた頃でしょうか。
相手を困らせるために嘘をつくことはいけないことですよね。
けれども、ふざけたり冗談を言ったりするのはとても楽しいものです。
その使い方や加減を身に着けるには、たくさんの言葉のやり取りを経験することが必要です。
実は、我が家の長男坊がまだ2歳くらいになったら一度やってみたいと思っていて温めておりました。ふふふ( *´艸`)
そしてついにやってきました2歳と数か月を迎えたその日が!
長男坊が覚えたての仮面ライダー変身ポーズとアンパンマンのはざまで遊んでいた時、
私は何食わぬ顔で近づき一言。
「おしりわれてるよ!」
すると息子が跳びあがり
「えええええっ!!!」
おしりを抑えてドタバタしはじめました。
そして私が一言「うっそーうっそー!」(ドッキリ大成功的なテンションで)
そうして長男坊と一緒に大笑いしました。
それからときどき、長男坊が私に向かって「おしりわれてる!うっそーうっそー」とネタバラシまでワンセットで仕掛けてくるようになりました。
でもこれには後日談が。
長男坊が4歳くらいの時、すでに「おしりわれてる」ネタはブームが過ぎておりました。
そこで、私からもう一度しかけることに。
いつものように「おしりわれてるよ」というと
ひっかからないよという顔をした長男が「知ってるよ」との反応。
そこで私が真顔で「いや、ほんとにさ」と指をさすと
「えええええっ!!!」と大慌て。
もちろん、すかさず「うっそーうっそー」と言ってまた二人で大笑い。
なぜ私がこりずにドッキリを仕掛けたのかと言うと、目的があります。
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猫は裏を読むプロじゃないかと思う |
子供が成長するにつれて、関わる人たちがどんどん多くなり、生活範囲がどんどん広がります。
息子がこれから先たくさんの人たちとかかわり、たくさんの人たちと協力しながら生きていくことを考えた時、彼は持病があり万が一の時は自分で助けを求めなければいけないはずです。
その時に少しでも彼の周りに信用できる人たちがそばにいてくれたら、親としては一安心です。
誰しも自分の力で人間関係の構築をしなければならないのですから、その時にちょっとしたユーモアで周りを和ませる人になれたら、おのずと彼の周りには彼を支えてくれる人が寄ってきてくれるんじゃないかと考えました。
必ずしもこのドッキリ大作戦が現在の彼にどのような影響を及ぼしているのかはわかりませんが、進学先で仲間と協力して充実した学生生活を送っているようなので、今は親として信じたいと思います。
【足をクロスさせるポージングからの一言
「こういうふうにしていたらおしっこっていうことだからね」】
これはうちの子二人も、甥っ子も、保育園で仕事をしていた時も見られた光景です。
トイレトレーニングが終わる頃でしょうか、我が子が自分でトイレに行けるようになってホッとしていると、息子がトイレのドアの前でこちらを見て立ち止まっていました。
よく見ると足をクロスしています。
私は「あー(尿意の)波とたたかっているんだな」と思いました。
すると息子が私に向かって言いました。
「ママ、僕が足をこういうふうにしていたらおしっこっていうことだからね」
その瞬間思わず笑ってしまいました( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
かわいすぎる!!!
息子本人としては「とてもいいアイディア」ととても自慢げというか満足気で、トイレを済ませた後念押しで「ママ、僕いいこと思いついたでしょ?」と嬉しそうに話してくれました。
彼にとっては画期的なアイディアだったんだと、私には見えなかった電球マークがぽこんとあらわれたんだなと、親としてもその成長ぶりにうれしくなりました。
それから数年後、なんと長女も同じことをていました。
それから甥っ子も同じような宣言をしていたということを知りました。
追い打ちをかけるかのように、保育園の現場でもそのような場面に結構出くわすことに気づきました。
【もちろんこの行動にもちゃんと理由があります】
それはサインを受け取ってほしいという直接的なメッセージです。
トイレトレーニングがほぼ終わったとはいえ、お漏らしをするかもしれない不安はまだまだあります。
子ども本人もおもらしはしたくないし、失敗したら周りの人たちに怒られたり又はがっかりさせたりするかもしれないことを知っています。
トイレについても子供には結構な高さのハードルになります。
今は補助的なアイテムがたくさん出ていますが、それでも、子供が大人と一緒のトイレで用を足すことは簡単ではありません。
考えてみてください。
もし子供と大人用トイレの大きさの比率をあなたに当てはめてやや大きめのトイレで用を足さなければいけなくなったらどうですか?
補助いすや補助階段をつけてもらわなければ、あなたはトイレによじ登らなければいけないのです。
そんなことでもたもたしていたら、人によっては(あー…。)っていう事態になりかねません。
だから子供は信用できる人に対して「僕は頑張ってトイレに行ってくるよ(がんばるから!)」と宣言するのです。
【「今日から思春期」宣言】
これは多分我が息子だけじゃないかと思います。
中学校の入学式の日、息子と私たち夫婦3人で式に出席するため学校に行きました。
息子はその日は少し緊張していたのか無口でした。
入学式の立て看板の前で写真を撮るときも、いつもなら「イエーイ」とニコニコするのに。
すると、息子が「母さん」と声をかけてきました。
「なあに?どうした?」と聞くと、彼は意を決したように一言。
「俺、今日から思春期だから」
私と夫→( ゚д゚)ポカーン
からの(。´・ω・)ん?
コッソリ「思春期って宣言するものなの?」
次の瞬間、ププ━(〃>З<)━ッッ!!!
と笑ってしまった私たち。
息子は硬派を気取っていてちょっと恥ずかしそうでした。
(ごめんね、笑っちまった)
どうやら、息子は学ランを着ることで「しっかりしなきゃ」とプレッシャーを感じていたらしく、学校内にはガタイのいい先輩がたくさんいてちょっとビビったらしいのです。
今までの小学生気分じゃいけないと思い直したりと、という葛藤をしていたので無口だったようです。
思春期宣言をした日から、彼は泣き虫を卒業しました。
中学校生活もその後の高校生活も山あり谷ありでしたが、今は最後の学生生活でいよいよ社会人として羽ばたこうとしています。
いかがでしたか?
【子供のかわいい行動とその理由】
どの行動にも理由や幼さがあって、またかわいいですよね。
あなたはお子さんとこれから先どのような場面を迎えるのでしょうか。
さて、次回のテーマはこちら。
【好き嫌いを減らす効果的な行動】です。
どうぞお楽しみに。夕凪母さんでした、へばへばまんず~。
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