夕凪母さんおススメ絵本 その6・・・

こんにちは、夕凪母さんです。
夕凪母さんおススメ絵本 プロローグ


とうとうこのシリーズも最終回となりました。

刺激に弱く泣き虫で自己肯定感を下げまくっていた子供時代の私が生き抜くことができたのは、絵本に出会い本の世界が私を癒してくれたからだと言えるでしょう。

そして、その出会いをもたらしてくれたのは紛れもなく私の母でした。

彼女も読書によって人生が豊かになったことを知る一人で、幼い私や妹弟たちに本を読むのが好きな人になってほしいと願いを込めていました。

今度は私が次にバトンを渡す番です。

このブログから、本に触れるきっかけになればとてもうれしいです。

あらためまして、今回のテーマはこちら。

【夕凪母さんおススメ絵本 その6・・・】


本題に入る前に少し私の話をさせてください。

私は子育て歴24年目の一男一女の母です。

 会社員(事務)の経験を経て保育士経験、発達支援の仕事の経験を積んでまいりました。 

働く親御さんの気持ち、共稼ぎ世帯の大変さ、じいじ・ばあばが近くにいない世帯の子育ての苦労もわかります。 

二人の子供たちはそれぞれに持病を抱えているため、病院通いの苦労もわかります。

 私自身ADHDという発達障害の診断があり、決して器用ではない特性を持ちながらも、まもなく子育てに一区切りをつけようとしている一人です。

 不器用な私が多くの困難を乗り越えてきた中で身に着けてきたことは、きっとあなたの悩みを軽くします。

おススメ絵本はこちら
  1. こびとのくつや 原作:グリム 文・絵:いもとようこ
  2. どうぞのいす 作:香山美子 絵:柿本幸造
  3. かばくん(紙芝居)作:岸田衿子 絵:中谷千代子
  4. コロボックル物語 作:佐藤さとる 挿絵:村上勉
おススメする理由はこちら
  • 必ず面白さがあるから
次の章で深堀します。

【みんなで力を合わせるとできることがある!/こびとのくつや】


私は友達なんていらないと思っていた時期がありました。

いつも意地悪されて泣かされていたからです。

私が子供時代を過ごした昭和50年代は、いじめはいじめられる側も悪いという風潮が当たり前にありました。

努力が足りないとか、みんなと同じことができないといじめられても当たり前だったから。

もちろん、発達障害という概念もほとんどなかった時代です。

そんなつらい時代にもかかわらず、「友達と一緒に遊びたい」という気持ちにさせるきっかけになった一冊がこちらです。

小人一人ひとりの小さな力が集まって、困っている人の役に立つことができた喜びは、幼い私の心を突き動かしました。

【いもとようこさんのやわらかい絵もよき!】

有名すぎてもはや説明などいらないんですが
イソップ童話といもとようこさんのコラボで15話入っている一冊を見つけました。

寝る前の読み聞かせにこの一冊を準備すればちょうどいいですよね。

【人との距離感を縮める術を知りました/どうぞのいす】


この絵本は、小学校の道徳の時間で触れた思い出深い作品です。

ADHDの特性丸出し駄々洩れで、人との距離感がなかなかつかめない不器用な子供時代を過ごしていた私にとって、「どうぞ」のきっかけを待つ時間の大切さを知りました。

もちろん、一度読んだだけでは自分の生活に活かせるわけもなく

何度も読み返すうちに、自分でもチャレンジしてみようかなと思えるようになりました。

それに、このやわらかな絵のタッチがとても好きで、穏やかな気持ちにさせてくれました。

【絵本もいいんですが、紙芝居もおもしろい!/かばくん】

この作品は、保育園の先生に読んでもらった大好きな絵本の中の一冊です。

私の記憶の中で、父と母に連れられ初めてでかけた動物園での楽しい思い出とリンクしています。

実は私は3歳の頃の記憶があります。

七五三の時、写真館で大泣きしたことや

動物園で手をつないで歩いたことや

自宅の前で夕日を見ながら父に写真を撮ってもらったことなど

もちろん、断片的ですが

40歳をとうに過ぎた今でも思い出すことができます。

話が少しそれましたが

この本は絵本はもちろんですが、紙芝居もなかなかおもしろいです。

それは、「しかけ」があるからです。

私の人生の中で、おそらく初めてのしかけとの出会いだったのではないでしょうか。

この謎が知りたい人は

是非図書館に足をはこんでみてください。

大型絵本や紙芝居を身近に感じることができますよ。

【誰も知らない小さな国をのぞいてみませんか?/コロボックル物語シリーズ】

この本は、私が母から教えてもらった中の一冊です。

絵本というよりは文庫なのですが

絵本から本へ移行するとき、ちょっと背伸びしたいときなどにおすすめです。

ファンタジー要素がある作品なので、読む力と想像力を膨らませる楽しい時間をもたらしてくれることでしょう。

お子さん自身が読むのが苦手なら、寝る前の読み聞かせでも十分楽しめます。

その際は「今日はここまで、続きはまた明日」のお約束をお忘れなく。

【作品が古すぎて草生えますよ】
という方もいるでしょうね。

言い回しや絵の表現が時代を物語ってしまうのも事実ですし。

平成生まれの親御さんに至っては、もしかしたら黒電話が実在していたことなんて知らないでしょうし。

でも、忙しすぎる現代を子育てをしながら生き抜くには

息抜きの時間をあえて作るのも必須であると、私は考えます。

そして、電子書籍やオーディオブックなどのツールが身近にあるのですから

お子さんとの穏やかな時間を共有するツールとしても使用できますよね。

【アナログだってあなどれませんよ】

絵本の紙をめくる動作や、ちぎらないように取り扱う所作などは、やはり子供のうちに経験しておくことが大切だと私は考えます。

子どもは幼ければ幼いほど、手や指先などをうまく使いこなすことはできません。

あそびの中で少しずつ育まれて成長します。

モノに触れて質感を感じることで力加減を知るのです。

何度も何度も繰り返して、少しずつできることを増やしていくのです。

今私たちが当たり前にできている動作は、幼いころの積み重ねがあるからこそ可能にしているのです。

いかがでしたでしょうか。

【夕凪母さんおススメ絵本 その6・・・】
たくさんおススメしてきましたし、絵本じゃないものもありましたが

絵本との出会いは人生を豊かにします。

このブログでは、今後も私の不器用な生き方から学び得たことを、どこかの誰かに役立つ情報として発信していきます。

次回のテーマは
【子どもの習い事の疑問その3「ピアノってどうなの?」】です。

どうぞお楽しみに。
夕凪母さんでした、へばへばまんず~。

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