思春期の娘との接し方

こんにちは、夕凪母さんです。

私には息子と娘がおります。

娘は現在高校生で、進路に向けて学業に励んでおります(うん、たぶん)。

自分の好きな分野を見つけて、新しい生活を始められるよう努力の日々を送っています。

先日も、娘あてにAmazonさんから荷物が届いたので、参考書かしら?と思って受け取ると、「(。´・ω・)ん?軽くね?」

帰宅した娘に聞いたら、「あー、それコスメだから」

どうやらそっちの努力に一生懸命なようです。

そんなお年頃で思春期真っただ中の娘が、だいぶ落ち着いてきたのでそろそろいいかなと思って決めたテーマがこちら。

【思春期の娘との接し方】

本題に入る前に少し私の話をさせてください。

私は子育て歴23年目の2児の母です。

 会社員(事務)の経験を経て保育士経験、発達支援の仕事の経験を積んでまいりました。 

働く親御さんの気持ち、共稼ぎ世帯の大変さ、じいじ・ばあばが近くにいない世帯の子育ての苦労もわかります。 

二人の子供たちはそれぞれに持病を抱えているため、病院通いの苦労もわかります。

 私自身ADHDという発達障害の診断があり、決して器用ではない特性を持ちながらも、まもなく子育てに一区切りをつけようとしている一人です。

 不器用な私が多くの困難を乗り越えてきた中で身に着けてきたことは、きっとあなたの悩みを軽くします。


結論はこちら。

  • 親子の距離感を調整する
  • 女性脳を意識する。


理由はこちら。

  • 子どもは親をよく観察して考えているから。
  • 子どもは結果より過程を見てほしい気持ちが強いから。
  • 子どもの気持ちに寄り添うことが大切だから。
次の章で深堀します。

【子供は親をよく観察して考えているから】
女の子は、男の子に比べて第二次成長期が早く訪れます。

女性の特徴として、横のつながりを大事にする傾向があるのもその通りで、仲良しグループを作って自分の身を守る習性があります。

その習性は、人間観察をよりしやすくしていることにもつながります。

ママ友同士がマウンティングを取り合うのも、仕方のないことなのかもしれません。

だから、割と早い段階で「だってママは(パパは)こういうところがあるから嫌い」とか言っちゃうんですよね。

子どもの性格にもよりますが、言葉に出さないだけで頭の中ではしっかりと分別がついているのかもしれませんね。

【子供は結果より過程を見てほしい気持ちが強いから】
男脳と女脳の話を以前のブログで触れましたが、女性の特徴として結果よりも過程を見て評価をしてほしい気持ちが男性よりも強い傾向があります。

それは、女性が子供を産み育てるために備わっている能力つまり、マルチタスク=複数の作業を同時に又は短期間に並行して切り替えながら実行する能力につながります。

マルチタスクの作業をこなすことは、短期間といえども心身ともにかなりのエネルギーを消耗します。だからその大変さをわかってほしいと考えるのは、ごく当たり前のことなのです。

女性は水面下の動きをするのが大好きです。

見えないところでがんばり結果を出すことができるとよりうれしい気持ちになりますが、褒める時は結果だけではなくその過程も認められると、伸びしろが拡大します。

まあ時として、妬み嫉みが強いので陰口をたたいて互いの足を引っ張りあうのも女性が多いと言われる所以ですが。

参考書籍:中野信子著 男脳 女脳 人生がときめく脳に効く言葉 (カリスマの言葉シリーズ)


※こちらもおすすめ書籍:メンタリストDaiGo著
男女脳戦略。――男にはデータを、女にはイメージを売れ


【子供の気持ちに寄り添うことが大切だから】
先に説明した「過程を褒める」ところからつながるのですが、マウンティングなどが当たり前の習慣の中で、勝利する人もいれば敗北をする人もいます。

とくに後者は、その仲良しグループの中で安堵感を得られず、苦労することが目に見えています。

空気が読めないとすぐにその社会の中で孤立しやすくなるのです。

女の子は、女性になるにつれ気持ちに寄り添ってほしい場面が実はものすごく増えます。

だからこそ、「そのがんばりを見ていたよ」「よく頑張ったね、お疲れ様」「しんどいね」「そんなこと言わなくてもいいのにね」など気持ちに寄り添ったり代弁してくれる声かけで救われることも多いのです。

男性は割と「アドバイス」をします。

でも女性の愚痴には不要です。もしアドバイスが欲しければ「アドバイスが欲しい」と言うはずですから。

🌺夕凪母さんおすすめのマンガ。🌺
出版は古いけど、そこに余計な言葉はいらない世界を見事に表現している気持ちのいい作品です。

【そんなにうまくいきません!】
という人もいるでしょう。

確かに、お子さんの性格も育った環境も違うわけですから、私の経験が100%お役に立てるかはわかりません。

実はこのブログの2回目の記事
「なぜ親はうざいの?その仕組みと驚きの捉え方」はまさに我が娘のことを書いた記事です。
後半の、娘が親をどう見てどう考えているのか話をしてくれたところは、思春期の本音を感じました。

親子でちょうどいい距離感を探していくことは、決して無駄ではないと私は考えます。
いかがでしたでしょうか。

【思春期の娘との接し方】
正直まだまだ現在進行形ですが、気持ちの浮き沈みを感じ取りながら遠慮なしに接することができるようになったのは、私にも過程があったということをお伝えしておきます。

この記事を読んでいるあなたが、お嬢さんと様々な壁にぶつかるり乗り越えるヒントになれたら幸いです。

さて、次回のテーマはこちら。
夕凪母さんおススメ絵本 プロローグ】です。
どうぞお楽しみに。夕凪母さんでした、へばへばまんず~。

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