日本人的嫁としての評価が上がる子供のしつけ

こんにちは、夕凪母さんです。

私が小学5年生のころ

ちょっとこわい親戚のおじさんがいました。
彼は私に箸の持ち方を真剣に教えてくれました。
そのおじさんはもう亡くなっているのですが、私の人生を変えてくれた何人かのうちの一人なので、自分が親になって躾と向き合ってきたときには必ず頭の片隅にいて見守ってくれています。

そんなことを思い出して決めたテーマがこちら。

【日本人的嫁としての評価が上がる子供のしつけ】
本題に入る前に少し私の話をさせてください。

私は子育て歴23年目の2児の母です。

 会社員(事務)の経験を経て保育士経験、発達支援の仕事の経験を積んでまいりました。 

働く親御さんの気持ち、共稼ぎ世帯の大変さ、じいじ・ばあばが近くにいない世帯の子育ての苦労もわかります。 

二人の子供たちはそれぞれに持病を抱えているため、病院通いの苦労もわかります。

 私自身ADHDという発達障害の診断があり、決して器用ではない特性を持ちながらも、まもなく子育てに一区切りをつけようとしている一人です。

 不器用な私が多くの困難を乗り越えてきた中で身に着けてきたことは、きっとあなたの悩みを軽くします。


結論はこちら。
  • 箸の持ち方。
  • 左手の使い方。
  • 食膳配置。
  • 隣の三尺。

理由はこちら。
  • 社会のルールを自然に身に着けることができるから。
  • 3本指が体感を鍛えてはさみや鉛筆の使い方が上手になるから。
  • 保育の現場で実践し成果を出しているから。
  • 3等分を身近に感じて境界知能などの認知機能を育むから。
次の章で深堀します。
 

【箸の持ち方】
日本に住む私たちにとって箸を使って食事をすることは、最低限の食事マナーを身に着けることになります。

しかし、箸を器用に操作するためには「親指・人差し指・中指の使い方」が満たされなければなりません。

では、フレミングの法則の指を思い浮かべてみましょう。左手でも右手でもいいですよ。

この3本の指の動きを鍛える時、あなたならどのような動作が適切だと思いますか?

【例えば1~2歳児であれば】

  • タマゴボーロのような小さなおやつをつまむ動作
  • シール貼り遊びなど

【例えば3~4歳児以降であれば】
  • お子さんの手のひらサイズの小さなおにぎりを食べる時、「3本の指で持って上手に食べることができるかな?」と伝えてチャレンジしてみたり。
  • このころからはさみが少しずつ上手に使えるようになりますよね。
  • 積み木遊びである程度高く積めるようになりますよね。
  • 絵本のページを、ちょうどいい力加減でめくったりできるようになりますよね。

いずれにせよ、少しずつできるようになるにはある程度の体幹の育ちが重要です。

実は3本指を使うためには、体をしっかり支えていないとコントロールが難しいことがわかっています。

子供用の椅子に座った時に足が床についているかなども、チェックポイントになります。

日本では小学校に入学する前に、「この程度のことはできるように準備をしておいてください」という学校側から事前にお知らせがあることが多いようです。
代表的なものを挙げると

  • 靴の紐が結べるようになる
  • はしを使って食事ができる
  • 鉛筆をもってある程度文字の読み書きができる

などでしょうか。

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【左手の使い方】と【食膳配置】


日本の小中学校には給食というシステムが昔からあります。

地域によってはないところもありますが、私が生まれ育った東北地方では幼稚園や保育園から給食を導入しているところも。

ご飯だけ家から持っていくおかず給食などもあります。

食事のマナーとして
利き手に箸を持ち、反対の手でごはん茶わんを持つルールがあります。
これは、ご飯やおかずをこぼさずきれいに食べることにつながります。
これと反対に、器を持たずに顔を器に近づけて食べる様子を「犬食い」といいます。

ちなみに汁物をいただく時は、ごはん茶わんから汁椀に持ち替えます。
昔の給食がこんなに豪華だったら
配膳については、右利きルールが定番なので、左側にごはん茶わん・右側に汁椀を置きます。
お客様のおもてなしなどはここが基本になります。
この他にも細かい作法はありますが、食事は「いただくきもち」をもって味わって食べることが最も大切なマナーです。

学校給食でも学ぶことですが、家でも十分取り組める作法です。

家でのしつけとして、普段から取り入れていれば、お子さんが集団生活や社会に出た時に評価が下がることもないでしょう。

隣の三尺
※夕凪母さんお手製シンプルイラストです。
【隣の三尺
日本の文化の一つとして「隣の三尺」という考え方があります。

家の前の掃き掃除や草取り、冬の雪かきなどの作業をする際、隣り合う家の境界線より3尺分作業をすれば、お隣さんとお互い様のおかげ様の関係が保てるという考えです。

ご近所づきあいを良好にするための昔の人の知恵です。

自分がしてもらったらうれしいなと思うことを、積極的に行動できるようなお子さんになってほしいですよね。

【数字の3がもたらす子育て効果】
日本の文化や昔話などに、よく数字の3が登場します。

昔話「桃太郎」の家来は3匹の動物ですし、「三本の矢」なども有名ですね。

実は、3を取り入れることが意外なところにもお子さんの成長を促す効果があることがわかっています。
ここに、「ケーキの切れない非行少年たち」という本があります。

本の帯にも図がありますが、凶悪犯罪に手を染めた非行少年たちの中には認知力の弱さから3等分できない子供たちが少なくない現状があるのだそう。

原因の一つとして、成育歴から見えてくる軽度知的障害や境界知能の障害の発見と支援が不十分であることが挙げられます。

認知機能が弱いということは「見る・聞く・想像する」などの機能が弱いということ。

非行少年たちが更生するには、自分がやった非行としっかり向き合い、被害者の立場から考えることが必要なのに、そもそもその力がない”反省以前”の状態がとても多いのが現状なのだそう。


【それって、もう手遅れなんじゃ?】
確かに、少年院まで行ってしまうと更生するにはかなりの時間を要することが考えられます。実際彼らに向き合っている監視員の方たちにも求められるスキルは年々療育などの専門性を求められている現状もあります。

けれども、子供が小さなうちから遊びの中で認知機能の向上ができたら、もしくは「うちの子はちょっと苦手かも」周囲が気づいて発見し、早い段階で発達支援などの療育トレーニングを受けることができたら、お子様の人生に影を落とすことは避けられそうですよね。

療育となると専門性がありますが、3等分にする遊びなどは家でもできます。
たとえば「折り紙遊び」
たとえば「洋服をたたむ/おしぼりを準備するお手伝い」
2等分や3等分など変化を持たせながら取り組むのも楽しそう。

私たち親は、身近にできるところから始めていけばいいのです。

もし、「あれ?ちょっと他の子と違うかも」と気になったら地域の子育て支援に相談することをお勧めします。


いかがでしたでしょうか。
今回のテーマ「日本人的嫁としての評価が上がる子供のしつけ」
  • 箸の持ち方。
  • 左手の使い方。
  • 食膳配置。
  • 隣の三尺。
今一度忘れかけていた日本の心に是非触れてみてくださいね。
次回のテーマはこちら。
DVを受けていることを認めたくないあなたへ」です。
どうぞお楽しみに。夕凪母さんでした、へばへばまんず~。

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